辞めていった同期の君に捧ぐ
adidasロゴの靴紐を結び直して、チラリと腕時計を見た。
午前4時。
シンと静まり返った町並みは、それでも太陽の光に照らされ明るい。
(夏場のランニングは早朝に限るな)
そんな事をつぶやきながら、愛用のBluetoothイヤホンのペアリングを終える。
空気は澄んでるし、
人通りがないから自由な気分を思う存分味わえるのがこの時間帯だ。
「5.4.3...」
ペアリング先のランニングロガーが開始のカウントダウンを始め、
「2.1...Activity Started!」
僕は駆けだした。
10分、20分……
走っていると不意に見知った後ろ姿が見えた。
全身違うブランドのランニング姿。
間違いない、会社の元同期、Yくんだ。
あちらはジョグと言ったペースだったので、急いでペースを上げて並走しに向かう。
「よぉ! Yくん、元気だなぁ」
「あれ、千葉さん!? 今日はお休みなんですか?」
「仕事帰りだよバカヤロウ!」
(足音立てながら追いかけたら、振り向きもせずスピード上げやがりました。
誰か分からなかったけど楽に抜かされたくはないと。良い性格してますね。クソッ!)
そんな訳で今回はうちの会社を辞めて僕の仕事量を増やし独立したYくんの話です。
ちなみに辞めてもヘルプでちょくちょく来る良い奴です。
辞めなかったらもっと良い奴でした。
僕ぁYくんが先に上司になると思ってたんだけどな。
以下、半分自分用の記事で長いです。
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地方在住の年収300万は負け組か?
過激なタイトルではじめまして。
地方在住の26歳、オッサンなりかけの千葉敬一と申します。
半ば愚痴を書き出すブログにする予定なので職種は明かせませんが、
プレイングマネージャーとして日々現場でぐったりとした毎日を過ごしています。
そんな僕の年収は大体タイトル通りです。
地方に転職したり、これから地方で就職する方。
都会でもっと給与を貰っていて安心したい方に向けてゆるゆる考察したいと思います。
……おや? 結論書いちゃった気がするぞ?
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